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日本語指導ボランティア養成講座

ica volunteer Japanese teacher training program

 コロナによる開催延期や中断など、これまでにない試練に見舞われた第13期養成講座も終盤にさしかかりました。関西国際センター日本語教育専門員・栗原幸則先生による講義や、受講生のみなさんによる模擬授業が3回にわたって行われました。

栗原先生の、模擬授業に向けて「体験してみてわかること」のお話(1月23日)
2月6日、13日、20日に3回にわたって
行われた模擬授業の様子

受講のきっかけは?~受講生に聞きました!~日本語指導ボランティア養成講座2020

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●日本語以外の言葉に触れてみたいということと、折角、日本という国に来てくれたのだから、日本のことを住みやすいいい国だと思ってもらえるお手伝いができたらいいなと思ったことが受講のきっかけです。また、報道番組で、日本語が分からず、心ない会社にやとわれて苦しんでいる方がいらっしゃるのを知って、一人でも少なくなればいいなと思いました。(K)
●以前、職場でインドから来られた女性(夫は府立大学の留学生)に日本語を教えたことがありました。日常生活を送る上で必要な言葉を優先して、今から思えばとても稚拙な授業だったと反省しています。年々、自分の周辺でも海外から来られた方を見かける機会が増えています。観光、留学、技能実習・・・目的は様々ですが、何かのご縁でコミュニケーションを取ることが必要になった時、少しでもわかりやすい日本語で接することができたら・・・という思いで、この養成講座に参加することを決心しました。(Y)
●受講のきっかけは、何かボランティアをしたいと思ったことからです。読書が好きなので日本語指導なら入り易いかな?と思いました。45年前に一人で初めてドイツに行った時、バスに乗ると後方からかけ寄り何か云われました。どうも席をゆずってくれるらしいのが様子で分かりました。とてもうれしかったです。その時の事が印象に残っているからかも知れません。(匿名)


基礎知識について耳を傾け、ペンを走らせる受講生

日本語指導ボランティア養成講座スタート!2020

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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い延期となっていた、第13回日本語指導ボランティア養成講座が開講しました。土曜日を希望する学習者の増加に合わせて、今回の講座は土曜日に開催しています。講座初日には、外国人の気持ちを体験してもらおうと「言葉がわからない」ゲームを行いました。受講生14名の来春のデビューが待ち望まれます。

「言葉がわからない」ゲームを体験して
●未知の言語の世界では、不安(恐怖)が先立ちますね。絵も含めて易しい(=優しい)説明があると安心につながるなと感じました。これは、日本語指導にも通じるのかな…?(Y)

第12期日本語指導ボランティア養成講座修了

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 11月に始まった日本語指導者養成講座。2月27日、14名の学習者が修了しました。修了式後には講師や現指導者の方々との懇談もあり、これからの指導に向けていろいろな話もできました。

 受講生の皆様の熱意、模擬授業でのさまざまな創意工夫に、大いに刺激を受けました。言葉について考える材料は、日常の至るところにあります。これからの皆様の御活躍をお祈り致します。私自身も更に日本語や日本語支援、また多文化社会のあり方について、考え学んでいきたいと思います。(本講座講師 澤田直子)

 最初は先生と生徒ですが、だんだん年のちがうお友達の様になれ楽しんでいます。出会いを大切に楽しんで下さい。(日本語指導者 畑崎ヒサ子)

 何気なく使っている日本語の奥深さを知ることができました。普段考えないことを考えることは、使わない筋肉を使うこと、と先生が言われていましたが、とてもそれが新鮮で楽しい学びでした。これで終わりではなく始まりなのでしっかり勉強を継続し楽しみながら活動していきたいと思います。(受講生K.N.)

おしえて先輩!~日本語指導ボランティア養成講座2018~   


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 養成講座が始まって2ヵ月。1月からの模擬授業を控えた受講生のみなさんの疑問・質問に、icaで現在指導にあたっている”先輩”が答えました。

Q:ひとりの学習者に、日本語をどのくらいの期間教えますか?
A:学習者が日本語を勉強する目的によって、様々です。仕事が決まり、短期で終了する人もいますし、14年余り続いたクラスもあります。3カ月~1年ぐらいの人が多いですが、学習者の事情は変わりやすいので、勉強がスタートする時点では、予測が難しいです。(事務局)

Q;文化の違いを感じたのは?
A:ジェスチャーを交えて話すとき、NGなジェスチャーがあること。(M)
A:シャワーだけ使用する国は、風邪で熱があってもシャワーを浴びる。宗教によって、厳しい食べ物の制限がある (仏教は精進料理。豚肉がダメなど)。 一夫多妻の国がありますが、「私は3人目の妻の子供です」と聞いたとき。(Y)
A:言いにくいことも、はっきり言わないと通じないなと思います。忖度するのは、日本人だけなんだなーと。(T)
A:英国の人、中国の人、バングラデシュの人と3人担当しましたが、幸いなことにありませんでした。鈍感なのかもしれません。(K)

Q:指導していて、「これは困った」ということは?また、その場をどのように切り抜けましたか?
A:普段なにげなく日本語を使っているので、生徒さんの文章を直してあげるのが、難しいです。言いたいことは、分かるのですが、何かおかしい日本語になっていてどこを直してあげたらいいのか分からなくなります。全部直す方が簡単です。「おかげさまで、ちっと頭が痛いので休みます」などです。質問などで、説明しきれないときは、次までに調べてきますと言います。(T)
A:難しい言葉を説明するときに、日本人に説明するのと同じような説明の仕方をすると、説明に説明をしないといけなくなるときがある。(M)
A: 教え始めの頃は、特に多く、ジェスチャー、絵、本、板書で説明し、それでも理解してもらえないときは、次回までに調べて、答えますねと言って切り抜けます。(Y)
A:日本語の文法について、「どうして?」と時々聞かれますが、学習者に納得出来る答えが上手く説明できないことも多いです。「覚えてください。慣れることです」と言ったこともあります。(M)