イベント活動レポート

ふれあい交流祭り

International Friendship Festival
11月23日(月・祝)関西国際センター


世界の人と秋祭り!センターでわっしょい!

「ふれあい交流祭り」が11月23日に関西国際センターで開催されました。お天気が心配されましたが、世界の国々に興味を持つ人や家族連れなど多くの方が研修生のブースや各交流団体のブースを訪れ、思い思いに楽しい時間を過ごしました。(主催:関西国際センター研修生交流支援協議会 共催:国際交流基金関西国際センター)

icaのブースでは、約90名がオリジナル扇子作りにチャレンジ。筆で好きな言葉を書いたり、絵を描いたりしました。

 

「お母さんへのプレゼントに、お母さんの名前をひらがなで書きました。記号みたいで大好きです。アルバニアでも女性はよく扇を使います。日本の扇子によく似ています。結婚式のとき花嫁が持つのは純白の扇です。京都でも扇子を買いましたが、もっと大きくカラフルでした」(アンディさん/アルバニア)

ica地球ふれあい広場2015

International festival

2015.11.3


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7回目の開催となったica地球ふれあい広場。今年は少し趣を変え、体験型の舞台に。和太鼓と皿回し、よさこいを外国の方やお子さんを中心に体験していただきました。

フィリピンやインドネシアのダンスに加え、自作の歌の披露、インドネシアの笛の演奏や高校生によるヒップホップ、南京玉すだれなど賑やかにパフォーマンスが繰り広げられました。また、ステージ外の簡単おもちゃ作りのブースでは、訪れた子どもたちがストロートンボとぱっちんがえるを作りました。

いどばたサロン in 関西国際センター 2015.10.13

Chatting


35カ国84名がおしゃべりをして交流しました。ica日本語教室学習者と関西国際センター日本語研修生41名、日本人43名が参加しました。

 

外国人のみなさんが印象に残ったことは?

●私の国や文化、料理や歴史などにとても興味を持ってもらえた。(アルメニア)
●日本人と話して、日本と伝統文化についてさらに知ることができた。(アルジェリア)
●日本語と漢字を教えてもらった。(コロンビア)
●参加者のコミュニケーションスキルと心のこもった行動(バングラデシュ)
●日本人と日本語を使ってしゃべり、役に立つ言葉を教えてもらった。(スリランカ)
●新しい人と知り合えて、たくさんの発見があり、頭の中で旅行しているみたいだった。(イタリア)
●私の国について知っている人はあまりいなくて、興味を持ったようだった。(ガイアナ)

 

日本人のみなさんが印象に残ったことは?

●目の前で髪の毛をほどいて、編み込みをして見せてくれたこと。鏡も櫛もないのに、上手にできていて、びっくりしました。
●モルドバのワインの生産量が世界有数だということ。
●ブルンジ、セントビンセントグレナディーン諸島など、知らなかった国名を知りおもしろかったです。日本と異なり、複数の言語を使って暮らしている人々のことも興味深く感じました。
●自分の国のこと、自分のことを知ってもらいたいという積極的な態度が印象に残りました。
●バングラデシュの社会で、女性の立場が日本より優遇されていること。
●以前来られていた外交官の方と知り合いで懐かしく、これからお会いするのが楽しみ。

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<参加者の出身国>

欧州+NIS
アゼルバイジャン
アルバニア アルメニア
イタリア スペイン
モルドバ リトアニア

中東
シリア

アフリカ
アルジェリア エジプト ギニア ケニア スーダン ブルンジ マダガスカル レソト

アジア
インドネシア 韓国 スリランカ タイ 中国 日本 パキスタン バングラデシュ フィリピン ベトナム モンゴル

大洋州
バヌアツ

中南米
エクアドル ガイアナ コロンビア セントビンセント ニカラグア パナマ ペルー

子どもの国際交流 外国の人と遊ぼう

Cross-cultural interchange for children
9月26日


2歳から小3までの子ども20人と保護者が参加して、icaの日本語学習たちと外国語を使って遊びました。子どもたちには、イタリア語、タガログ語、中国語の中から2カ国語が書かれたプラ板のオリジナルキーホルダーをプレゼントしました。

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「こんにちは!」をそれぞれの国の言葉でプレートに書く、左から水野真理さん(タガログ語)、エミリオさん(イタリア語)、沈棟梅さん(中国語)。


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「だるまさんがころんだ」
イタリア版は「1(ウノ)、2(ドゥエ)、3(トレ)、ステッラ(星)!」、フィリピンでは「シノング マラウ タヤ(動いた人が鬼)」、中国では「走(zou)、走、走、停(ting)」と言うそうです。

 「じゃんけん列車」はじゃんけんをイタリア語やタガログ語、中国語の掛け声でやりました。ちょっとタイミングがとりづらかったかな?
「じゃんけん列車」はじゃんけんをイタリア語やタガログ語、中国語の掛け声でやりました。ちょっとタイミングがとりづらかったかな?

 

<参加者の声>
・普段なかなか接する機会のない外国の人と話ができて、子どもたちも交えて遊ばせてもらえて楽しかったです。子どもたちにも良い影響があったと思います。
・外国にも日本と同じ遊びがあるのがおもしろいと思いました。ルールがわかっているので、言葉が変わっても、楽しめました。

泉佐野郷土芸能の集い 2015

Summer Festival in IZUMISANO
2015.8.29


「泉佐野郷土芸能の集い」が8月29日に開催され、ica日本語教室学習者の皆さんが浴衣を着て参加しました。

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8月29日に開催された「泉佐野郷土芸能の集い」。時々雨の降るあいにくのお天気にもかかわらず、日本語教室学習者の皆さんやその友人が大勢集まり、賑やかに過ごしました。初めて会った人たちと交流を深め、夜店を回ったり、郷土芸能祭りの定番「佐野くどき」の唄に合わせて櫓の周りで盆踊りを踊ったりしました。

icaブースではシリア出身のナガムさん手作りの手芸品市もありました。ナガムさんは「自分で作った手芸品が売れてうれしかったです。皆さんに協力していただいたおかげです」と大喜び。国にいるお母さんに送る写真をたくさん撮っていました。

 

来日してまだ日も浅いイタリア出身の佐野高校留学生エミリオさんは、「いいイベントでした。印象的だったのは、いろんなことが非常に整然としていたことです。例えばタイムスケジュールや、駐車場への車の誘導や人の動きなど。天気はいまひとつでしたが、とても楽しめました。いろいろな人と知り合え、踊りもできました。でも、ずっと草履で歩いていたので、足が痛くなりました」。
また、3年前に日本に短期間滞在した経験のあるアメリカ人のルークさんは、「祭りの食べ物が印象的でした。特に卵せんべいとコロッケがおいしかった。盆踊りの踊り方も途中で人に教わり、覚えることができました。本物の浴衣を着ることもでき、観客としてではなく、本当に祭りに参加できたと感じました」と流ちょうな日本語で答えてくれました。