ブラボーにほんご!

…くさい?

雑談の中でふと使ってしまった“面倒くさい”という言葉の意味を生徒さんに聞かれ、説明するのに苦労した。においの“臭い”とは違う。考えてみると、貧乏くさい、おっさんくさい、けちくさい、など“?くさい”のつく言葉は結構ある。
国語辞典で調べてみると、?くさいには「それらしい感じがする」との説明があり、そんな“香り”がすることで、においと全く関係ないこともないか」と納得。「あまりいいことには使わない」との記述もあり、生徒さんに「使っちゃダメよ」と言っておいてよかった?。
(取材協力:日本語指導者Mさん)

(icaNEWS 210号)

梅太郎

日本人:「桃太郎」の話知ってます?
ロシア人ガイド(日本在住数年):ああ、知ってる知ってる。桃から生まれた男の子の話ですよね。梅太郎って弟がいるんですよね?」
日本人:ええ?う、うめたろう?
ロシア人:え?知らないですか?桃太郎は強くていい人ですが、弟の梅太郎はなまけ者で悪い人。桃太郎にいつも迷惑をかけてるって…。
日本人:うそ!そんなん聞いたことないよ。
ロシア人:いや、ホントホント…。
日本人:いや、それ、だまされてるって…。
(外国人に冗談を言うときは、ちゃんと最後に「冗談よ」と教えてあげましょう)

(協力:T.Hさん)

(icaNEWS176号)

花の鍋

外国人:日本人はお花を食べるんですね。
日本人:え?
外国人:鍋にするんでしょう?「ぼたん鍋」。
日本人:・・・。

※ぼたん鍋・・・いのしし肉の鍋料理で、皿に盛り付けたところがボタンの花に似ているところからぼたん鍋といわれる。

(協力/ica日本語指導者のみなさん)

(icanews174号)

適当は適当でも

日本語教師:「下の1?4の中から適当なものを選びなさい」。どれでしょうか。
外国人学習者:「適当な」は、なんでもいいってことですよね。どれを選んでもいいんですか。
日本語教師:・・・。この場合「適当」というのは、ぴったりあう、正しい、という意味ですよ。
外国人学習者:そうなんですか。「非常にいいかげん」という意味だと思っていました。

協力/ica日本語指導者のみなさん

(icaNEWS 172号)

道で覚えたことば

外国人B:「チャウチャウ」って何ですか?犬を散歩させている人が言っていました。
日本人C:中国の犬の種類のチャウチャウのことじゃないかな。
外国人B:日本人が犬を散歩させている時に「チャウチャウ、チャウチャウチャウ」って言ってたんです。
日本人C:それなら「違う違う、ちがうちがうちがう」と大阪弁で散歩の途中に犬を叱っていたのでは?

(icaNews 170号)