「は」と「で」はむずかしい!

ある所の電話番号を知りたくて、番号案内の104番に初挑戦したカナダ人S。

104番「いくつか番号がございますが、代表番号でよろしいですか?代表番号は○○です」
カナダ人S「はい、それはいいです」

104担当者は違う番号を聞きたいのだと思い、案内を続ける。

104「総務課の番号は○○ですが」
S 「それはいいです」

104「・・・管理室番号は、○○です」
S 「それはいいです」。

104「・・・?」

Sは「それいいです」と言いたかったのだが、もちろん通じず。
次々に言われた番号、計6つ。
すべて書きとめたそうな。

(雛ちょこ)

獣医学博士

ナヒドさんは夫の留学のため2014年3月に来日し、現在icaで日本語を学んでいます。バングラデシュでは獣医師として働いていました。

ナヒド7363
「スカーフにはスクエア、ロング、オールナなどいろいろの種類があります。日本では手に入らないよ、と夫が言っていたので、今度バングラデシュに帰った時にたくさん買ってこようと思っています」とナヒドさん

ナヒド ラフマンさん/バングラデシュ

世界の仕事人イラスト

どんな職場ですか?

私(Nahid Rahnan博士)は2009.11.22から2011.12.31まで、首都ダッカの近くのMymensinghにあったアメリカFAD(食品医薬品局)鳥類インフルエンザ技術ユニットで、HPAI(高病原鳥類インフルエンザ)アクティブ監視プログラムの特別獣医外科医として働いていました。その後、このアメリカとの共同プロジェクトはバングラデシュ政府に移管され、名前がAIPRP(鳥類インフルエンザ準備と対策プロジェクト)に変更されました。私は、この新プロジェクトでも引き続き2012.1から2013.2まで働いていました。

世界の仕事人イラストどんな動物を診ますか?

私は、鶏のスペシャリストです。

世界の仕事人イラストどんなことをしますか?

ここでの私の業務内容は、
・プロジェクトの担当地域での監視活動(モニタリング、病気の大発生後の監視、養鶏場そして鶏市場のリスク根拠監視)の実施。
・上級省への監視レポートの作成と提出。
・現場作業員により行われる臨床監視活動の監督。
・病気の研究、必要な場合は投薬、養鶏場での生物的安全対策の維持の援助
などでした。

世界の仕事人イラスト仕事で最も大変なことは?

バングラデシュにおいて、特に女性にとって獣医は非常に挑戦的な仕事です。ほとんどの養鶏場は都市の外、しかもはるか遠くにあります。監視プロジェクトでの仕事を実施するには、これらの養鶏場の現場に出向き訪れる必要があります。私は、獣医としてこれらの養鶏場に行かなければならず、そこで動物に処置をしなければなりませんでした。

世界の仕事人イラスト一人で養鶏場まで出かけますか?

たいてい私の下についている助手と一緒に行きます。助手は全部で男女合わせて9人いましたが、このメンバーで広範囲な3つの地区を常時カバーしなければならないのは大変なことでした。女性が外に出るのはとても危険です。特に夜は一人では歩けません。また、バングラでは日本と違って市場では生きている鶏を殺して売ります。病気に感染する危険性もあり、この仕事は女性にとってリスクが大きい仕事です。

世界の仕事人イラストやりがいを味わうときは?

バングラデシュでは交通渋滞が多く、そのため私の仕事は非常に困難ですが、同時に挑戦的なものでした。それ故、私は仕事から多くのことを学びました。これにより私は自信を高めるとともに、性別に関係なく誠実に働くようになりました。
(訳:鳥山明夫)

通訳ガイド奮闘記

外国語で観光案内を行うプロの観光ガイド「通訳案内士」。語学力だけでなく、日本の歴史や文化といった幅広い知識、教養を持って日本を紹介するお仕事です。

 

東さんガイドs

ツアーのお客様と東さん(左奥) [みなさん好奇心が強くて、たくさん質問をしてくれます」と東さん。

東 禎子

 ガイドの仕事を始めて6年経ちます。資格を取れば自動的に仕事が入ってくるものと思っていましたが、すぐに、それは長い道のりの出発点に立ったに過ぎないということが分かりました。エージェントとの繋がりを作ることに関しても、ガイドとしての知識を身につけるということに関しても・・・。

ガイドとしての知識は、観光地の歴史や情報の他に、日本の社会や日本人の生活全般などを含みます。日本の習慣、伝統芸能、教育制度、政治、経済、医療制度などなど。気が遠くなりますが、少しずつ知識を増やしていって、お客様に何を聞かれても何かしらの答えを出せるように、引き出しは出来るだけ多く用意します。何か聞かれて答えを持ち合わせていない時も”I don’t know.”(知りません) とは言わないのが鉄則とされています。「色々な解釈がありますが、以前私がどこかで読んだ話では・・」とか、「年代によっても違うのではっきりとは言えませんが・・・」などと曖昧にしながらもお客様がある程度納得する返答をするよう心がけます。日本に来るお客様は、日本に興味を持っているから来て下さっているので、特に高いガイド料を払って私達ガイドを雇って下さるお客様に対しては、その知的好奇心を存分に満たしてあげられるよう努めます。そして何より、お客様に日本での旅行をとにかく楽しんでもらうよう心がけ、そのためには自分もお客様との時間を存分に楽しもうという姿勢がとても大事になってきます。

今までで困らされたお客様といえば、京都の二条城で、写真やビデオ撮影が禁止なのに、こっそり私や係員の目を盗んで何度も撮ろうとした人や(あまりにひどい場合は旅行会社に直接クレームが届き、旅行会社が始末書を提出する羽目になったり、その施設にはしばらく出入り禁止になったりするそうです)、高野山の宿坊で、入浴時間が決まっているのに、朝シャワーをしたいといって聞かず、「ここはホテルじゃないからダメ」ときっぱり伝えましたが、結局いつもお世話になっている馴染みの宿坊で、融通してくださったり・・(実はどちらも同じ国のお客様です)。

ツアーの形態は、大きく分けて、団体とプライベートがありますが、団体はバスの移動中ほぼ一方的にしゃべり続け、目的地に着いても要所要所でうまくまとめて話さないといけません。いちいち大人数をまとめてからしゃべるので、後で「あー、この説明もしようと思ってたのに言ってなかった」ということが時々起こります。プライベートのお客様はずっとお客様の横でしゃべり続けることが出来るので言い忘れた事があってもすぐにその場で付け足せたり、質問などにはすぐ答えてあげることができ、またお客様のペースに合わせてある程度流動的に進められるメリットがあります。ただ、団体のいいところは「今から自由時間で、~時にバスに戻って下さい」と言ったらその間ガイドは一息つけますが、プライベートだと、結局ずっとつきっきりになるので、そのような息抜きの時間はありません。最初は断然プライベートのお客様を扱うことが多く、形態としても団体よりも好きでしたが、最近は徐々に、団体のバスもするようになりました。人数が多いと大変なことも多いですが、バスでより長い日数をお客様と共に過ごし、終わった後の達成感が味わえる団体の魅力も感じるようになりました。

通訳案内士(ガイド)になるには?

国家試験「通訳案内士試験」に合格して、都道府県知事の登録を受ける必要があります。試験は年齢、性別、学歴、国籍などに関係なく受験が可能です。2013年4月1日現在の登録者数は16,779人です。

 

イギリスと日本

 日本語を流暢に話すリチャードさんは、来日7年目のイギリス人。日本の秋や冬が大好きで、紅葉を観に行ったり、家で友だちと鍋パーティをしたりするという日本通。国際交流にはお互いの共通点を見つけることが大切だといいます。

リチャード
大好きな万博公園にて。「公園内にある民族学博物館はとてもおもしろくておすすめです!」とリチャードさん。

リチャード・ケルナー

 皆さんこんにちは。私はイギリス出身の、リチャードです。2007年の秋から(財)大阪府国際交流財団で国際交流員として働いています。私の主な仕事は翻訳・通訳、国際理解教育の事業、留学生支援事業のお手伝い、メールマガジン作成、国際交流イベント企画など多岐にわたります!毎日違うことをするので、とても楽しくやりがいのある仕事です。

実は、私の日本との繋がりは結構長いのです!イギリスのエジンバラ大学で日本語を専攻し、2000年に交換留学で一年間京都に住んでいました。また、2002年から2005年までJETプログラムに参加して、岡山県で国際交流員として仕事をしました。

全て合わすと日本での生活は今年で7年目、たまに日本とイギリスの違いについて書く機会もあります。日本に長く住んでいるので、大体日本の習慣には慣れていますが、やはりまだまだ困る事もたまにあります。特に、先輩・後輩に対する敬語やお辞儀など、厳しい社会人としてのルールです。私が頑張って理解しようとしても、たぶん日本で生まれ育った人しか分からないことも多いと思います。でもイギリスに帰った時、無意識にお辞儀することもあります!友達にいつも笑われますが!

今回は相違点だけではなく、共通点についても書きたいと思います。正直、相違点を指摘する事は面白いのですが、実は国際交流には共通点の方が重要ではないかと最近思います。例えば、日本とイギリスの決定的な共通点は、両国が島国であることです。島国であるということは、実は国民の考え方などに多大な影響を与えます。どちらの国も、礼儀正しさを大事にするという共通点があります。海に囲まれた狭い国だからこそ、相手を思いやり互いに協力し合いながら生活するのが必要だからだと思います。日本人もイギリス人も、きちんと列に並ぶ風習があるということもこれに関係しているでしょう!

また、日本もイギリスも仕事とプライベートな関係はきっちり区別している感じがします。それから、騒がしく大胆な生活よりも慎ましやかで落ち着いた生活を送った方が社会的に評価されます。文化的共通点では、種類は違いますがお茶の文化ですね!疲れている時に、お茶を飲むとホッとしますね。

最後になりますが、皆さんがこれからの活動にさまざまな国の方と出会う機会があると思いますが、相違点を理解しながら、ぜひ共通点も探してみてください。(原文のまま)

タナカ(ミャンマー)

 

 

 

ミャンマーの伝統的な化粧品「タナカ」。MUREAEXOTICA(日本名:ゲッキツ/ミカン科)の木を、水を少し入れた石のすり鉢ですりおろしたもの。顔や体に塗る。清涼感があり、日焼け止めやかゆみ止めとしての効果も。また香水がわりに香りを楽しみ、薬として子供が口にすることもある。写真のもので、約500円、女性一人が6ヶ月間使用できる量。子供と女性だけがタナカを塗り、大人の男性は使用しないとのこと。西洋的なメイクが一般的になった今も、多くの女性がファンデーションの上にタナカをうすく塗ったり、家の中で使ったりしているそう。

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