日本語教室よもやま話

Short story about Japanese ?class

 


 山崎さんの息子さんが黄さんと同じ歳ということもあり、山崎さんと黄さんは、まるで親子のように仲のいい2人です。予習復習を欠かさない黄さんは、日本語がメキメキ上達してきています。

写真下)「山崎先生(写真左)と話すときの日本語はだいたいわかるようになりましたが、テレビから流れてくる日本語は鳥の鳴き声に聞こえます」と黄さん

黄さんの学習目的に合わせて

山崎 静子

昨年の5月から中国(ハルピン出身)のコウ・シンさんと日本語の勉強をしています。ひらがな、カタカナは中国で勉強をしたと言う事で理解はできましたが、会話は挨拶ができる位でした。私もしばらく日本語指導から離れていたので、コウさんと一緒に一からスタートをする事にしました。不安いっぱいでしたが、コウさんの笑顔、努力、前向きさで少しずつコミュニケーションもとれてきました。
夏頃、コウさんから「アルバイトに行きたいのですが…」と言われた時は正直驚きましたが、「コウさんなら大丈夫かな?何とかなるだろう」と思いました。何度も面接の練習をしたかいもあって、アルバイトに採用されました。今では皆から「コウちゃん」と呼ばれ、アルバイト先の戦力として頑張っています。
コウさんと勉強を始めてもうすぐ1年になります。初めの頃はコウさんの希望で「みんなの日本語?」を中心に勉強をしましたが、アルバイトに行きだした頃から、日常会話にも重点を置き少し勉強方法を変えました。
スーパー銭湯、日本食等、日本が大好きなコウさんです。日本文化の体験をしたり、友達を作ったり、日本での生活を楽しんでもらいたいと思っています。

 

先生は最良の友だち

黄シン (中国)

皆さん、こんにちは!私は黄シンです。昨年3月に中国から来ました。あの時の私は日本のことをよく知りませんでした。日本語は全然わかりませんでした。
5月にicaに来てから日本語を勉強しています。私の先生は山崎静子先生。日本語の知識の勉強から日本の風習、本当の日本を理解できました。1年が過ぎても、雨が降っても、8月の暑い日でも先生は休むことなく時間通りに授業に来てくれます。私は先生と、学生と教師だけでなく、最良の友です。