「OFIXニュース」第79号より

■ 外国人のための相談サービス (特活)泉佐野地球交流協会
実施日:5月31日(火)
参加者:6名(相談件数5件)

泉佐野市の相談員とOFIXの相談員が6名の来訪者の相談に対応し、泉佐野地球交流協会(略称ica)とOFIXの語学ボランティアが英語、中国語、韓国・朝鮮語、タガログ語の通訳を行いました。

関西国際空港が立地する地域特性から、航空会社に勤務する外国人の方も来られ、在留資格、仕事などの相談を受けました。

また外国にルーツのある地元の高校生も来られ、スタッフや通訳者と母語能力の維持や進路などについて意見を交わすなど、終始和やかな雰囲気の中で実施されました。

 

● 「外国人相談会を含む外国人住民支援と今後の展望」

泉佐野市市民協働課

泉佐野市では、地域の在住外国人の支援や住民の国際化推進のための事業を(特括)泉佐野地球交流協会(略称ica)に委託しており、icaでは2年前より「外国人のための相談サービス」をOFIXと共催しています。

もともと、市の人権担当課が中心となって、各種相談機関が泉佐野市相談事業連絡会議というネットワークを作り、情報交換や研修会を実施しています。相談会を始めたことによりicaにも、このネットワークの一員に入っていただきました。

本市では、相談事業を人権擁護活動の一環と考え、在住外国人の人権擁護の観点から、相談会には市の人権相談員も参加しています。市の人権相談員が参加することにより、市の施策を紹介したり、市の他の機関につなぐことができます。先日の相談会でも、妊婦さんからの相談を市の保健センターにつなぐことができました。

今後は、他の相談機関が受ける外国人の方の相談についても、icaが通訳等の支援をするなど、ネットワークを活用した取り組みが期待されます。

【メールマガジン「OFIXニュース」第79号 2016/7/15】より転載