ホームビジット~ゲストはメキシコのお嬢さん

Host family ~The first visitors from Mexico


7月末、メキシコからのホームビジットを受け入れた村上さん。「抹茶」「アニメ」など、ゲストの2人が興味を持っていることをさりげなく取り入れながら、もてなしました。

和歌山城お茶室大s

 

村上  純一郎

名前はアドリーさんとタンさん、20歳と21歳のメキシコのお嬢さん。初夏の日差しの中、玄関の前に立った若い女性2人は、いかにも健康そう。
「コンニチワ。アドリーです」。「コンニチワ。タンです」。たどたどしい日本語。「どうぞお入りください」の言葉に、靴を揃えてリビングに。2人とも身長170㎝程。日本に興味を持ったきっかけは、“ピカチュウ”と“ドラえもん”のアニメだそうだ。私にはあまり理解できないが、何にしろ外国の若い人が日本に興味を持ってくれることは嬉しいこと。「日本に来て美味しいと思ったものは」と質問すると、「抹茶」だそうである。
ではという事で、和歌山城西の丸の茶室 紅松庵へ。和服を着た女性店主に「どちらからお見えになりましたか」の問いに2人のお嬢さん無言…。ここで和服の女主人に茶室で「Where are you from?」と聞かれるより、例え相手に解らなくても、「どちらからお見えになりました」の問いかけの方が数倍よろしい。2人のお嬢さんも意味を理解して、「メキシコです」と膝を揃え、“ピカチュウ”と“ドラえもん”が好きな外国のお嬢さんとは一味違う、凛としたすまし顔。まっ、いいか!日本の魅力を感じてくれれば、ここに来た甲斐もあろうというもの。
我が家に帰宅してからは、女房殿とメキシコの2人のお姫様は3人揃ってのカレーライスのクッキング。女房曰く、「あの2人、いままで包丁を持ったことないのかしら?危なっかしくて見ていられない」との事。メキシコに帰ったらドラえもんの漫画ばかり見てないで少しはお母さんの手伝いが出来るようになることを願い、夏休み特集の“ドラえもん”を見ながらのお食事。将来の夢は「3D モデリング」の仕事に就くのが希望らしい。私にはどんな仕事かまったく解らないが、「そうですか、夢が実現すると良いね」と答える。2人からはメキシコのカラフルな模様のポーチのお土産を頂き、午後8時過ぎ別れを惜しむ。